わたてん劇場版を観てきた
10月14日に公開された「私に天使が舞い降りた！プレシャス・フレンズ」を見に行ってきました。
公開初日と、その1週間後に1回ずつです。
ネタバレあるかも。
簡潔な感想としては友情的に濃厚な百合と儚さ、そして松本といった感じでした。
友情的に濃厚な百合とはどういうことかというと、（小学生なので当たり前ですが）性的な描写が抑えられてるので友情的、でも薄っぺらいかというと全くそうではなく、映画を見てる間も見終わった後も「尊い......」という感情で満たされるような素敵な映画でした。
メインキャラたちだけでなく、みやことひなた、花、乃愛のお母様方や、オリキャラの桜おばあちゃんやまちおばあちゃんの百合もあるので色々な可能性が見つけられる内容かもしれません。
ただ個人的には「永遠」という言葉には何となく儚さがあると思っています。
映画本編やエンディングテーマに「ずっと友達」というような言葉があり、ずっと友達でいれればそれは素晴らしいものだろうとは思うのですが、同時にそんなことはあり得ないだろうと水を刺す自分もいます。
まだ自分は若いですが、今の友人と年老いて死ぬまでずっと交友関係があるのかなと想像すると、どこかでぷつっと切れてもおかしくないんじゃないかと思ったりします。
友達の関係って実はそういう儚いものであるからこそ、桜おばあちゃんとまちおばあちゃんの関係って（百合抜きにしても）良いなあと思えるのかもしれません。
で、本作はメインキャラは皆とても可愛くて最高の百合を見せてくれるのですが、松本がとても松本しています。
これは見てない人には絶対に教えたくないのですが、とにかく松本が松本でした。
松本はそれほどひなたたちとは直接絡みはないものの、わたてんアニメにとってはやはり欠かせない存在なんだと気づかせてくれました。
最近の動画工房は……特に放課後ていぼう日誌を作った後はあまり元気が無かったように見えたので、見る前はどうかなと思ってたのですが、わたてん映画は不安を一掃してくれるような出来でした。
推しの子が控えてるので百合要素はあまりないと思いますが、ちょっと楽しみが増えました。
推しの子が終わった後にでも、わたてん二期来ないかなあ。
以上。
