青いトマト

できれば赤くなりたい。いつの日か

感想を吐き出さずにいられないゲームを少しだけ触った

Steamで先月発売された「NEEDY GIRL OVERDOSE」を先程プレイしてきました。
普段は流行り物にはそうそう乗っからない天の邪鬼な人間なのですが、製作者の方のnoteを読んでいるうちに意欲が湧き、購入に至りました。
本当に、歴戦のオタクが書く文章には不思議な魅力がありますね……。
既にたくさんのレビューやら実況動画とかが挙がってるので、あまり意味はないと思いますが一応ネタバレがあります。

プレイしたといってもちょろっと1周しただけなのですが、そのたった1周でも大変精神が削られました。
ゲームの序盤に、ヒロイン(超てんちゃんことあめちゃん)が「登録者100万人目指す」と言ってくるのでひとまずそれを目指すのですが、きれいな仕事ばかりで100万人なんて達成できるはずもなく、よごれた仕事もやっていかなければなりません。
というか汚れた仕事をすること前提で作られてるので、そういう物語の知識量や経験の浅い私にはなかなかしんどかった……。

一応エンディングは複数個解放し、一番最初に見たのはHealthy Partyのエンディング(いわば健常化エンド?)でした。闇ゲージ貯まるとやばそうだから下げてやろうと思ってたら下げすぎました。このゲームをやるうちは闇から逃れることは許さないぞという製作者の悪意*1 を感じました。
したがって闇と付き合いつつゲームを進めていくのですが、今度は好感度をMAXにしてしまい、するとあめちゃんがヤンデレ化してしまいゲームオーバー。Os-Alienの実績を取得しました。なるほど難しい……。
一言文句を言わせてもらうと、あめちゃんはちょっと配信やっただけですぐにストレスゲージがいっぱいになってしまうのでシンドイです。こんな女の子とは付き合えません。 まあでも好感度80以上のあめちゃんは確かに可愛いんだよな……悔しいが認めざるを得ない。

そんなこんなでなんとか29日時点で登録者90万人を超え、あと1回の配信で100万人達成できそうになりました。最大限ストレス下げられる「行為」を行い、いざラスト配信!
……と思いきや、一日が終わったところであめちゃんが○ックス依存症になってしまいました。これでNymphomaniaエンディング。
好感度も余裕あるし大丈夫だろと思ったのですが、どうやら「行為」にも使用制限があったみたいですね……。
仕方がないから別の方法でストレスを下げて、何とかその日の配信で登録者100万人達成。めでたしめでたし。
開放されたエンディングはAngry Otaku Needy Girlでした。別居することになったあめちゃんが別のピにサクッとNTRれた後、捨てられてフェミ化するというエンディング。いやそうはならんやろ。



実績を見る限りまだまだエンディングの分岐はあるみたいですが、ちょろっと触っただけで、上で述べた通りだいぶ精神がやられました。
クリア後一瞬買ったのを後悔したほどなのですが、勉強代として考えるとそう悪くはなかったような気もします。
普段僕が好んでいる作品はそれほどホラー要素やグロ要素のないアクションゲーム、RPGとか、日常系の漫画、アニメ作品なので、こういった心を傷つけてくるゲームをたまにやってみることで新たな道が開ける……かもしれません。
それとは別に、ホラー要素を抜きにしたテキストや演出は結構面白かったし、逆にホラー耐性がある人なら楽しめることは間違いなさそうです。
自分は耐性がないので、もうあんまりやりたくありません。とにかく心臓に悪い。
あまりに恐ろしいゲームなので、こうして感想を書いて気持ちを落ち着けるしかなくなってしまうという話でした。
以上。

*1:批判しているわけではないですが、このゲームの性質上そう言わざるを得ない