青いトマト

できれば赤くなりたい。いつの日か

にわかが好き勝手発言できる場所としてのブログ

なぜ自分がブログを書いているのか、情報発信する場所としてブログを選んだのかについて改めて考えてみた。

私が何においても未熟であることは、私はこれまでにプレイしてきたスマホゲームの到達度で推し量れるだろう。 例えばシャニマスグレフェス7どころか5までたどり着いたことさえないし、バンドリはExトライLv5の称号は取れなかったし、マギレコはメインストーリー第一部の10章で詰まってるし、ブルアカはプラチナトロフィーを取ったことはない。
スマホゲームに限らずとも、スマブラでVIPに行ったことはないし、Apexではマスターどころかダイヤにすら行ったことはない。
例で挙げたゲームはどれも1年以上続けたゲームであり、1年もあればそれに熱心に取り組んでいる人は到達しているように思われる(あくまで私がインターネット上で見た範囲に限る)のだが、私はどれもそこまで到達できていない。
ゲーム以外の趣味があるのかというと、漫画やアニメを見るくらい。では仕事が忙しいのかというと、それほど残業は多くなく、ゲームをするのに支障が出るほどではない。
私のゲームにおける知識、技量というのは広さも深さも全く足りていない、つまるところ私は未熟者の半端者のにわか野郎なのだと常日頃実感している。


ところで、現代のゲームオタク達が集まるSNSというと、TwitterYoutube、5ちゃんねるなどが挙げられる。別に場所はどこでも良いのだが、にわかが無知で的はずれなことを言っていれば無視されて(あいつはアホだ)と思われるか、めちゃくちゃ叩かれるかのどっちかだ。*1 現代のSNSは、その場所に集まっている人たちと同じレベルに達していないと相当に発言にリスクがつく。知ったかぶりで喋るのはだめなので、自分の知っている範囲でしか発言が許されない感じがする。
場所がどこであれ、コンテンツが何であれ、人が多い(メジャーな)SNSとは大体そのようになっている。

私のようなそこそこ長くやってるだけで何もかも未熟なプレイヤーにとっては、現代のメジャーなSNSはやり辛いと感じた。
そこで、あまり人の目に触れず、自分が好き勝手に意見を述べられるブログはちょうどよかった。*2
Twitterなどの手軽なSNSが無かった時代、ブログはメジャーなインターネットの情報発信元だったかもしれないが、今はそうではない。毎月何百、何千、何万アクセスを得るのは相当苦労するだろうし、例え何かでバズったとしてもどうせそれに対する意見感想はコメントではなくTwitterなど他の場所に寄せられる。私の個人ブログはインターネットの僻地にあり、こんなところに来るのは本当に「迷い込んで来た人」くらいだろう。

スマホゲームというのは、とっつきやすさとは裏腹に、プレイヤー同士を戦わせて課金させるようになっているのがほとんどであり、メジャーなSNSをやって他人の意見や成績を収集していると、どうしても自分の実力または財力と比べることになり、精神的に疲れやすい。
他の人と比べることは、もちろんそのゲームへのモチベーションにも繋がるのだが、私に関してはそれよりも精神的なプレッシャーのほうが勝るようになってしまった。
また、スマホゲーム、ビデオゲームに限らず、自分は自分の意見を述べたいと思ったとき、雑音が少なく他の人の意見に左右されにくいブログはやりやすいと感じた。
そういうわけで、私のような未熟者やにわかが自分のやりたいように情報発信できるので、こうしてブログを書いている。


これは余談だが、今はTwitterなどを見ていないのかというとそんなことはない。といっても、フォローしているのは著名なアカウントや公式アカウントのみで、普通の(著名でない)アカウントはなるべく見ないようにしている。
さっきも言った通り、メジャーなSNSは他の人と自分をよく比べることになり精神的に疲れる。が、いわゆる「公式情報」をいち早く入手するのにはSNSを使ったほうが便利なので、使わざるを得ない。
Twitterに関して言えば、公式アカウントでなくても「他の人はどう思ってるんだろう」と思った時に気になるワードで検索して見たりはするが、フォローをするととたんにタイムラインがカオスになるのでフォローまではしない。
また、この「フォロー」というシステムに込められた意味が重すぎる(人によって意見は様々だと思うが)。フォローしたから「あなたのことをずっと見てますよ」、フォロー外したから「お前なんてもうどうでもいいよ」という意思が伝わってくるような気がしていて、自分がフォローするのもされるのもしんどくなってしまった。フォローするならその人のどんなツイートでもタイムラインに流すという覚悟を持ってフォローしなければいけないし*3、フォローされたらその人の期待を裏切らないように慎重にツイートをしなければならない。
考えすぎなのかもしれないけど、そのようなプレッシャーに耐えきれなくなってTwitterで人間関係を構築するのはやめた。せめてフォローが全く分からなくなればもう少し気楽だったのだが。
TwitterにしろインスタにしろFacebookにしろ、相互監視しているSNSからの逃げ場として、見てるのかどうかがわかりにくいブログは居心地が良いと思う。
以上。

*1:例えば私はスマブラでよくリトルマックにボコボコにされるので「リトルマックって最強キャラじゃん」と発言すれば不思議に思われるか「雑魚乙w」と煽られるかのどっちかだ

*2:好き勝手に述べるといっても、その時その時、自分が発信できる最大限の知識を伝えられるよう努力している

*3:ミュート機能もあるけど、その人が自分宛てにツイートしたときに気づかないと気まずくなる