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乾燥ガビガビ療法で手荒れが治った（？）

生活

乾燥ガビガビ療法・・・書物はきちんと読んだことがないですが、手荒れや肌荒れの改善にそういう方法があるらしい。
普通乾燥肌には保湿剤をつけると思いますが、乾燥肌が治らないからといって保湿剤をつけ続けていると、依存症になってしまいずっと治らなくなってしまう。
それを脱却し、自分の肌の保湿能力を取り戻すためにあえて全く保湿剤をつけずに過ごすというのがおそらく乾燥ガビガビ療法と思われます。
自分も長いこと手荒れに悩まされてきたのですが、思い切って保湿剤を捨てたところ、手荒れが治ったので少し記事にしたいと思います。

科学的根拠やエビデンスは一切ありませんので、あしからず。

小学生の頃から夜ふかししまくっていた自分は、すぐに自律神経が狂ってしまい、すぐさま末端冷え性に悩まされることになりました。
冬になるとしもやけしまくって、特に手指がパリパリになり、いくら保湿をしてもあかぎれやひび割れが治らないでいました。
高校の頃くらいには冬だけでなく、1年中手荒れが続いてしまうようになっていました。その頃からつい最近まで、手荒れは一生治らないんだろうなと思うくらい、ずっとつきまとっていました。
自分の症状はふとしたときに手指が痒くなり、掻きむしってしまうという症状がずっと続くというものでした。掻きすぎると当然出血もしますから、絆創膏とワセリンは常備するようになっていました。
社会人になってからもその症状が続いていたのですが、一度ここで本気で治したいと思い、今までワセリンをつけ続けていたのですが、某ステロイド配合の軟膏を買うことにしました。
しかし2,3ヶ月くらいしてもひび割れは治らず。
そうしてまた、軟膏を補充しようと思って薬局に寄ったある日のこと、「なんで軟膏塗ると痒くなるんだろう？」と思って店の中でググっていると、乾燥ガビガビ療法のことを知りました。
とかく、ステロイド剤の長期に渡る使用は副作用が出るので、やめたほうが良いとのことでした。それと、いくら保湿剤を塗っても治らない人は、保湿剤をつけるのをやめる（脱軟）と症状が改善すると皮膚科のウェブサイトに書かれていました。
「どうせ何つけても治らないし、いっそやめてみるか」と思い、そこから自分の脱軟生活が始まりました。


コロナでどこに行くにもアルコール消毒しろという風潮でしたが、自分の場合は必要最低限の消毒にとどめました。ひび割れの手にはめちゃくちゃ痛いんですよねあれ。
その代わり、水道でよく手を洗うようにしました。手を洗った後にはしっかりとハンカチで水分を拭き取る。
もちろん乾燥しまくってひび割れたところから出血することも多々あったので、そのときだけ絆創膏を貼るようにしましたが、出血がない場合はひび割れが大きくてもなるべく控えるようにしました。

軟膏や保湿剤をつけず、必要最低限の絆創膏だけ貼るという生活を2,3ヶ月続けた結果・・・手荒れはかなり改善しました。今までの人生の中でこんなに手がきれいなことはなかったんじゃないかと思うくらい。
何度か手の痒みが起きることがありましたが、我慢したり我慢できなかったりを繰り返すうちに、少しずつですが痒みの頻度が減り、手荒れも治っていきました。
勝因としてはやはりステロイド配合の軟膏をやめたのが一番大きいと思いますが、春の暖かくなる季節に脱軟を始めたことも良い感じに作用したと思います。
今はひび割れは一切ないので、アルコール消毒もへっちゃらです。安心して清潔を保てますね。
とりあえず夏の間は温度も湿度も高いので、もうひび割れになることはないと思いますが、自分の末端冷え性は治っていないと思うので、冬が心配ではあります。
今冬、保湿剤をつけるかどうか・・・これが課題になりそうですが、とりあえず今のところは一時の平和を謳歌したいと思います。


一生手荒れが治らず、保湿剤を常備されている方。この夏、保湿剤を捨ててみませんか？
当記事は保湿剤を止めることについての責任は一切負いませんが、日々の生活の上で保湿剤の費用が浮くことだけは保証致します。
以上です。